2009年6月28日日曜日

いつも、ご訪問ありがとうございます。感謝。



”あなたの落ち着く場所はどこですか?”


わたくしは、寺、神社、お墓です。 心からどうしようもなく辛くなったりしたら


先祖のいるお墓に墓参りします。そこでお墓の掃除をして、先祖と向き合う。


尊敬するおじいさまとお話する。 



悩んだりすると。。。近所の寺にいく。


東京、港区はとにかく寺が多い。自らそのようなところを選んでいるのも


落ち着くからである。 東京に出てきてからというもの、お墓にいけない時は


泉岳寺にいく。  そこで、祈る。 



先日、考え抜くことがあり、悩み悩んで、泉岳寺にいった。


すると珍しく映画のポスターが目に留まった。落ち着く場所は、映画館でもあるからだ。



”禅”という映画で、道元の禅の世界を伝える、道元の生涯を描いた映画。


どんなものだろか・・・と興味が沸いていたので、いくことだけは決めていた。


しばらくたつと、、、忘れていた。。。


ふと・・・また寺にいきたくなったが、泉岳寺までいく時間が取れない。。。

と、禅の映画のことを思い出し、仕事の帰りに三軒茶屋へいった。


なんと、三軒茶屋でしかやっていないようであり、先週まででしたので

あせっていった。



素敵な映画であった。



”自己へのとらわれこそ苦悩の本質”である。。。この道元の言葉が印象的であった。



京セラの稲盛さんが、「利他」の精神を次世代リーダーに伝えている。


そして、自らも、グローバルリーダー育成時において


”経営の本質は、顧客思考である。顧客満足を勝ち取ることである”といい続けている。


自らをも戒めるがごとくに、いい続けている。



正直、なかなかできるものではない。


しかしながら、自分自身で出来ないことを、ひとにつたえるのはどうかと考えてから


「利他」の精神で、ひとと向き合っている。



そうすると、こんな人がでてくる。。。利他=コストゼロ。。。最低以下、原価割である。


また、利他の精神を大切にしているというと、タダ・無料で!と平気でいってくる人が


あとを絶たない。。。どういうことであろうか。正直、悩む毎日である。


また、利他の精神に近づけるようにというと、では、無料でとか、特典とか。。。


とにかく、要求が加速してくる。どうしたらいいんだろう。。。といいつつも、ほぼ100%の


確立で受け入れてしまう。。。だから、実は、当社は利益を出していない。


経営はできているが、稼げていない。


当社の永年お願いしている税理士からいつもいつもいつも言われている。


「水野さん、利他の精神もいいが、今後、経営し続けたいですか?。。。ハイ。


ならば、、、”利益を出して下さい”」と。。。


そんなこともあり、ある程度基本的なルールを税理士、弁護士をいれて


作成し、現在は、それを守っている。



そんな日々でもあるが、同時に、残念なことに、この不況からか?それとも


そのひとなりであろうか。。。利他の精神で経営を貫きたいと考えたばあい


みずからの体力をつけておかないと、それには柔軟に応えることができないと悟った。



最近こんなことがあった。


提案、見積、実施、支払。。。この何気ないプロセスが、、、いともかんたんに


崩されている。 見積により、決められ実施させて頂くことが


急な事情で、いとも簡単に破られる。。。その相談に応えないと。。。仕事がなくなる。


という循環である。




では、仕事がなくならないようにするには、どのようにしたらいいのだろうか。



それは、話し合うということである。徹底的に。


しかしながら、経営し続けるために、自らをしっていただくこと、相手をしっていただくこと


双方があゆみよらないとこの話し合うことも、タダの無駄話となる。



無駄も大事なことではあるが、わたくしもひとりの経営者であり、経営しなければならない。



顧客満足の前提は、「起業し続けること。経営し続けること」であると、尊敬している経営者N氏


から何度も何度も、わたくしが苦しくなった時にいい続けられて、なにかあるといまでは


やらねば。。。と責任を自ら認める。





わたくしたちの企業としての戦略は、


”最高のものを、最適なコスト・方法で、顧客に提供し続ける”


では、最適なコストとは、必要最低限の経費をひいたものを、わたくしは提示している。


だからこそ、そのコストを安易にさげられたりすると、つぶれそうになる。




そこで考えた。もっともっと、きちんと、提案時・見積時において、話し合わなければならないこと。


見積上違うことがでても、すぐに再度見積を提出したり、違いをいっても、ご理解


いただけないのであれば、誤り、正し、適切なところにもっていっていただけるように


しようと。。。




できないことはできないといおう。。。ということである。




無理するのはやめようと思う。




無理をどのように乗越えていくのがいいのだろうか。。。


それは、徹底的に営業することだと痛感している。


どうにかこうにか、顧客のニーズにはすべて受け入れることを決めている。


では、どうすればいいのか。


建て直そうと思う。もう一度、経営というものを、見直したいと思う。


道元の教えのひとつにならってみようと思う。

日頃、表現はちがっても、同じ様なことを、みずからも教える立場にいるが

改めて、考え直したい。


諸行無常・・・あらゆる物事は、常住不変ではない。移り変わりゆくものである。

諸法無我・・・あらゆる物事は、実体的なものではなく、空なるものである。また、あらゆる物事は
自分の思いどおりにはならないものである。

因果歴然・・・あらゆる物事には因(原因)があり、それに様々な縁(条件)が加わって果(結果)が
生まれてくる。

四諦説・・・現実の様々な問題を解決するためには、まずその現実の状態をよく見極め、次に
その原因を突き止め、その原因を滅することによって、問題は解決する。

そして、、、八正道へと繫がる。。。


八正道はまた、次の機会にさせて頂く。


わたくしは、本当に、強運のちびっ子であると思う。

強運を活かし続け、経営に結びつけ、世界中の人々と共に成長し続けたい。



愛と感謝そして期待を込めて Kei



P.S. 季節柄、お身体ご自愛下さいませ。祈。

PPS.わたくしは無宗教であるが、神や仏は、自らの中にいる。そして、神や仏は

かならずどこかでわたくしたちの日々の行動をみていてくださっているということだけは

無条件で信じ抜いている。なぜ?そう信じているのかは、正直、わからない。。。

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