2011年3月27日日曜日

お見舞い


謹んで災害のお見舞いを申し上げます。
時がたつにつれ判明する各地の被害の大きさに、言葉もなく
大変心を痛めております。
今は、みなさまやご家族様のご無事を一心にお祈りするばかりです。
寒暖の差が激しい時期でもあります。 心労もおありのことと存じます。
くれぐれもおからだご自愛くださいませ。
この3月の時期になると、様々な企業が人事異動をはじめる。
2011年新人をむかえるだけではなく、4月という卯月(うづき)はいつも
とは違う、新しい慌ただしさがある。
今年は通年に比べ、大きく人事異動があったように感じられる。
2010年問題からはじまり、団塊世代の交代、グローバル化が急がれる
わが国日本国は、階層といわれる組織力を高めるためにあったヒエラルキーが
グローバル化により急にフラット化されることを余儀なくされ、それによる
『自己責任範囲の囲い込み』が相次いで企業内におこるとともに
それによる
”次世代リーダー育成”
後継者が育たない環境をこの2010年~約10年間でつくりあげてしまった。
そんな中、急に囲い込まれて、ほんのりとお仕事をされていた方々が
いっきに異動された。 いきなりぬるま湯の中から、なにもない冷たい荒れ地に
放たれた。 もちろん、モチベーションは下がる。
そして、そのことを上司であるひとも責任を感じている。
しかしながら、その上司だけが何もおこらなかったかのように、暖かい場所にいる。
くちだけでは責任を感じて、残されたからには・・・という。
何十年間もそこにいたにも関わらず、なにもしてこなかったとはいわないが
何回か、それを感じるような出来事、そう、今回のような地雷的人事異動がおこる
機雷は彼のキャリアをもってしたら、感じていたのであろう。
何も手を打たなかった。
それが、わたくしはおなじくビジネスパースンとして、同じ年代ではないが
腹立たしく思う。 
成果主義導入により、各企業が『プロセス重視』をかかげた為に
”参加することに意義がある!”
のみに焦点があたり、そのため、
日本人が得意とする
”創意工夫”
の精神が、薄れてしまった。


プロセスがきちんとされていなければ、もちろん、結果や成果にあらわれてくるはずもない。
しかしながら、結果、成果があらわれないプロセスは
正しい成果プロセスではなく、ただの行動である。
何事も,戦略をもって
やる必要性があるかと思う。
なぜなら、時は金なり。
あっというまに過ぎていくのである。
このことを、時間的な流れがのんびりしている企業は
忘れがちである。
”何事もいっぽづつ”
とても大事なことではあるが、遅すぎるのはよろしくない。
なにより、この状況下におかれても、その上司は
自分の行動を反省していない。
自分の心の状態を分析することができていない。
わたくしはそのことが非常に心配であり、声をかけたが
わからない。。。
しばらく、だまって頂くようにしたいものである。
今後のマネジメントにおける
最大の課題は”自己を高める、強くなる”
このマネジメントではないかと思う。
自己の行動を深く反省し、見直し,そして謙虚にそれを受け入れる努力が必要。
最終的には誰も助けてはくれないのだから。
だからこそ、日頃からの挨拶、コミュニケーションが大事なのである。
感謝

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