2009年2月1日日曜日

誠実、そして、仕事ができる人を見抜く鍵

ご訪問ありがとうございます。感謝。


それは、発せられる言葉の裏側(背景)を知る努力をすること。




『誠実』


仕事柄、人事の人、経営者の方々と

採用関係でお話をすると、いの一番にでてくるのが、この言葉。

誠実な人、実直な人、信用できる人、信頼できる人、明るい人etc...

なかなかでてこない!”仕事ができる人”

合理的主義と思われるビジネスの世界においても仕事以前に、

”その人と仕事がしたいか?どうか?”

である。 

第六感というものがあるが、正直、ここが採用の盲点でもある。

採用する側が、相手の考え方に納得してしまうと

ついつい、仕事の実績などを聴く前に、採用というはんこを

頭の中についてしまい、殆ど、誠実かどうか?をみる以前に

決めてしまい、

すぐに、自分の苦労話や自慢話を聞いてくれるかどうか。。。

使いやすいかどうかに走ってしまう。。。

最低でも、20分程度は、だまって下記の質問をして

じっと身体で聴くことをおススメしたい。

いま、非常に採用をしようとしている企業が、リストラの声を

上げる企業も多いが、採用しようとする企業もでてきている。

わたくしがよくお手伝いするのは、医薬・製薬メーカーの採用。

そして、最近では、美容業界や飲食業の支店長クラス。

これが本当にまったく違うじゃないか?といわれるひともいますが

どこの業界でも、いわれるのが、、、”誠実なひと”

そのあと出てくるのが、、、”仕事ができる人”

では、仕事ができる人をどのように見抜くか。

①あなたは、あなたの社会的役割はどのようなことだと思いますか?

②あなたは、人にどのようにみられますか?

③あなたは、どのような仕事をしていますか?(仕方は次。まずは自らの仕事を

 客観視できているかどうか?チェック)

この3つを質問すると、仕事ができる人かどうか?がある程度わかる。

その時に、氣をつけなければならないのは、1)相手の姿勢 2)言葉づかい

3)声のトーン 4)目の動き 5)話を聞いてイメージできるか(具体性があるかどうか)

6)時系列で一貫性のある行動ができているかどうか

7)特に②の質問の時に、人の具体性があるかどうか。

決して、相手の容貌に注目せず、この7つを冷静に観て欲しい。

じっと、見るのも必要であるが、まずは、聴く。身体全体で聴く。感じて。観る。

この感じて聴く。。。これはある程度のトレーニングが必要である。

日頃から、経営者の方々は、多くの人と向き合うため、この身体で聴く。

ことができている。。。が・・・こと採用になると。。。身体で聴くことをやめてしまう。

とはいえ、いい人や出来る人を採用するためには、

採用する側が、それなりのお人柄、そして、労を労える優しさと

そして、場を和ませるセンスがなければならない。

では、話は戻るが、”誠実さ”とは。

大辞泉より

せい‐じつ【誠実】[名・形動]私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。

また、そのさま。

「―な人柄」[派生]せいじつさ[名] せいじつ【誠実】〔心のこもっていること〕sincerity,〔実直さ〕honesty; 〔正直〕integrity◇誠実な (に)|sincere(ly); honest(ly)

尊敬する経営者の一人である、京セラの稲盛社長や、松下幸之助さんなど

皆様がいうのが、

”私利私欲をまじえず、何事にも真心をもって、人や物事に対する

行動ができる人”

といわれている。

では、そのために、何をする必要があるのか。

”笑顔と挨拶”  あとは、お仕事をいかに、楽しくするか?

いかに楽しくお仕事を共存共栄でできるか?を。。。

誠実さと信用、信頼関係。。。なかなか一丁一反には行かないが

信頼関係を結ぶためには、信用されるだけのお人柄と、仕事の実力が

あるかどうかである。

愛嬌ももちろん必要ではあるが、愛嬌だけでは仕事は利を生まない

場合がある。人間的魅力というのも、上記3つの質問の回答を

している時に、どのようにひとに魅せるか?である。

そして、残念ながら、最近のいい人、尊敬される人は、

お人柄、このひとからであれば、、、という点においては、

”人間性+能力+実績”+情熱である。

今日も一日、笑顔で、労を労う声賭けを忘れずに♪

ありがとうございます。感謝。

kei

1 件のコメント:

ittadao さんのコメント...

この記事を読んでいて、はっとさせられました。観る前に聴く。なるほど。
人は視覚に頼って生きているから、視覚に対する対策をして普段の自分をよく見せる人は山ほどいる。けれども、聴覚はあまり偽ることができないから、聴くことでその人の本質を知ることができるというわけですね。
ありがとうございます。