2009年2月2日月曜日

究極のメンター - 無償の愛

ご訪問ありがとうございます。感謝。




人生を変えた人との出会い。



あなたにも・・・



19歳の時に、通訳のバイト先で

知り合った医師・N氏。


そのN氏が、私の人生を変えた人。

というか、人生の捉え方を教えてくださった人である。


N氏との出会いは、会議書記&通訳のお仕事でしたが

場所がラウンジのようなお酒のあるところ。。。


その頃、お酒が飲めない、そのようなところには

家族でしかいったことがなかった私は

緊張というか、浮いていた。汗)


大人の世界。


隣にドイツ人技術者、そして私、その横にN氏。

仕事の話は円滑に終り、通訳も無事に終り。


ただ、N氏の横では、まったく緊張もなく

安心した氣配で仕事ができた。


仕事が終り、みんなでご歓談。


それから、数回の会議通訳でお会いする事があり

懇意にして頂いていた。


というか、霊感のようなものがN氏はあるらしく

わたくしが仕事をしながら、勉学に励み、

仕事上の人間関係に悩んでいた事を何となく知っていたようで

*大学は苦学生であり、自らの稼ぎで大学に行っていた。


「どうしたら、若い人と年配のひとが、仲良く仕事を

してくださるのだろう・・・」


といつもいつも悩んでいた。

わたくしの仕事は、父のサイドビジネスを成功させることであった。


とにかく悩んでいた。

そんなとき、死ぬほど悩んでいると、

「おーーい敬子。元氣かぁ~」

といって、色々とためになる話をしてくださる。


よくよく聞いたら、医師であると同時に、人間が豊かに死を迎える

ためには、どうしたらいいのだろうか?と若い頃N氏は悩み

仏の世界に入り、究極の世界まで修行をした人だったらしい。


そのお陰か、なぜか?困った人がいると

霊感?のようなものが走るようだ。



N氏いわく、それがわかるのは、相手が

「素直なこころをもっている人」しか、わからないようである。


そんなN氏が、先月25日肺がんで亡くなったことを
先程、友人から聞いた。


正直、もの凄いショックであった。


最後に話をしたのが、昨年の1月下旬。


あんなに元氣だったのに。。。涙。


最後に話をしたのは


わたくしの夢の話であった。


そのときN氏はいった。


「敬子、後悔はしないこと。後悔する前に、できることは

徹底的に行動することが大事だよ。」


といった。


いつも、電話での最後に


いつもいつも心配だなーお前は。。。誰かにだまされやしないか

心配だ。。。という。。。


そして、


「ま、がんばれよ!おまえなら、できるから」といってくれる。



本当に、究極のメンターである。



メンターは、わたくしの期待以上のことを、私以上に期待してくれ

それに導くようにリードしてくれる。もっともN氏から頂いたのは


無償の愛。 だと思う。


徹底的に何も相手から求めない。ということ。


このことをN氏から教えられたように思う。




そんな電話の交換が、19歳の時から何十年続いた。


それが終わった。終わってしまった。



これからは、N氏から学んだ数多くの事を

いつも思い出し、自らが、誰かに伝えていこうと思う。



天を見上げれば、きっとまた、N氏が

わたくしに、いつでも声をかけてくれていると信じて。祈。



心からのご冥福をお祈りする。祈。



Kei

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