2010年5月4日火曜日

無償の愛



いつも応援ありがとうございます。感謝。






『家族との関係は、

人間関係の本質である』という

テーマでお伝えしたい。


昨日は、母の誕生日。

わたくしが小さいころから母に

いわれてきたこと・・・


”おんなのこ、敬子もいつかは、母になる。その時に、女の子として


記念日は大切にしておきなさい。そして、その記念日のあり方、なぜ?この記念日が


あるかの意味を次の世代に教えてあげなさい。それが、あなたの使命よ。”



今思い出せば、母は、小さいわたくしに得々と上記のようなことを


ことあるごとにいっていた。



昨日は、憲法記念日。。。「国家の成長を期する日」だそうだ。

今日は、緑の日・・・「自然の恵みに感謝する日」、明日、子供の日は「母に感謝する日」と

日経新聞に記載してあった。



5月3日という日は、毎年、わたくしの大イベントである。


母の日である。


誰かが決めた母の日5月9日ではなく、わたくしにとっての母の日は、5月3日である。


世界中、探しても、母のような人間はいないと

わたくしは思う。



わたくしにとって、かけがえのない人である。


わたくしを、この世に生んでくれた母。


ふと、なぜ?わたくしを生んだのか?と


いまさら聞けないが、以前、父とおおおおお喧嘩した時に


母やおばあさまに聞いたことがある。


「なぜ?わたくしは生まれたの?」と。


すると、母は、


「大変だったけど、この子は産まなきゃ!と思ったのよ」と。


おばあさまは、


「大変だったけど、敬子が生まれてきて、わたくしは嬉しかったよ」といわれたことがある。


わたくしが生まれたこの年は、自営の父と暮らす母は大変であったそうだ。



家事や育児、仕事に、毎日奮闘していたようである。


何より、父の仕事の関係でお付き合いで


毎日毎日なかなか帰ってこない父。


仕事の上で従業員を抱えていたが、父は従業員のことは


母にまかせっきりであった。



父は営業を必死にやっていいたようである。と、、、まあ、よくある話もあり


大変苦労していたようである。


そんな父をしるおばあさま。


7人兄弟の長男の父は、厳格なおじいさまと、ちゃきちゃきおばあさまに


大変かわいがられて育った。


厳格なおじいさまは、父を本当に厳しく育ててはいたようであるが


おばあさまは超がつくほどかわいがっていた。


子供のわたくしがわかるほどで、時折、厳格なおじいさまとふたりで


「おばあさま、それは、父のことを、甘やかしすぎではないか」というぐらい。


厳格なおじいさまに、父は怖い存在であり、話をすることができなかったようである。


何しろ、剣道7段以上であり、人格者でもあった。



しかしながら、厳格なおじいさまは、わたくしには大変やさしかった。


厳格なおじいさまは、わたくしに、本当にいろいろなことを教えて下さった。


一番教えて下さったこと


「書」


である。


書を通して、こころを正すこと。


次に

「掃除」


床を磨き上げることで、古きよきものを大切にすること。


最後に


「無」


の大切さを教えてくれた。


話がそれたが、いまは亡きおじいさまとおばあさまではあるが


いつもいつもいつも、何かしら教えて下さり、見守り守ってくれた。


自分自身を守るすべも。


母とわたくしとの関係も、ながいもので、40年以上もたつが

いまだに

時折


”母はなぜ?そんな辛い時に、わたくしを生んだのか?”と悩む。


辛い時になぜ?


本当に、色々と父のことで、苦労していたようである。


母は決してそのことを、わたくしたちにはいわなかった。



いつもいつも笑顔で無償の愛でこたえてくれた。


無償の愛


ということばは、


親と子、特に、母と子の間であるかと思う。



人間関係を構築する上で、「無償の愛」まで


ひとと接する時にこころがけること。


なかなかできないが、ここまで愛、思いやりをもって


ひとにせっすることができれば、


恐らく、どんなひとからも愛されるような氣がする。



そんな優しい母も、いまは、介護を必要としている。


ひとの世話や、厄介になるのが


大嫌いな母。



そのことを一番よく知るわたくしは、できる限りのことをしている。


まだまだ母の期待どおりではないと思うが


できるだけ、母の期待にこたえられるだけの自分自身の体力と精神力そして

能力を身につけたいと思う。


いつか、わたくしも、母に、無償の愛を

提供できるひとになりたいと思う。


まだまだである。



わたくしは、母のように辛抱強くない。


母はわたくしのようになるな、、、という。


辛抱も限界を設けて、やらないと、自分自身の夢を諦めることになる。


と説く。



母はいつまでも、わたくしに夢を持ち続けて


その夢を実現してもらいたいようである。


無償の愛。


大きなおおきな人生の課題であると思う。


感謝。


Kei

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