2009年8月29日土曜日

あなたにいわれたくない。

いつも、ご訪問ありがとうございます。



日差し眩しく真っ青な青空が


アスファルトを照らし、時折、ほほにあたる


爽やかな風が、氣持ちいいいいいいいっ。



日頃、お志事をさせて頂いていると、企業内のあらゆる場面に


出くわす。 お志事以外であっても、プライベートの時間でも


様々なお話を聞かせて頂くチャンスがわたくしにはある。



先日、こんな相談があった。


まずは、プライベートタイム。


久しい友人でもあるSさんは、非常にアグレッシブであるが


ナイーブでもある。とにかく、わたくし同様、仕事(=志事)大好き人間。


”結果がでないこと”が大嫌いである。


忙しいSさんではあるが、とにかくいつも恋愛している。

Sさんの恋愛哲学は、「いつも真剣勝負」

Sさん:ねえ、、、敬子。。。どう思う。。。

     Aさんがわたくしのことには関心がなく、わたくしの家族の事ばかり

     心配していることをいうのよ。。。正直、困っているの。どうしよう。。。

敬子(私):Sさん、あなたはどうしたいの?

Sさん:わたくしは、Aさんには、自分のことだけ心配して欲しいの。

    家族のことは次でしょ。次。 まるで、わたくしが、家族を大事にしていないみたいで

    なんか話すのがいやになってきたの。。。

    (略・・・しばらく、Aさんに対する話が20分位続いた)

敬子:それいいじゃない!

Sさん:家族のことをいわれたら、その部分だけ、聞き流すことにするわ。
    
    ありがとう。さっぱりしたわ。。。じゃ、またね。


と、言いたいことだけ行って、立ち去っていった。

きらきらいつも輝いているSさんであったが、お話をする前は

仕事中にも影響するぐらい携帯メールがくるようで困っていた。

携帯メールも見せて頂いたが、たしかに、Sさんに対する

思いやりある声かけはなく、家族のことばかり。。。

これでは、だれと恋愛しているのか、わからない。。。

これでもかっ!と思うぐらい、家族に対するアドバイスや思いやりある

言葉がならんでいる。日中、夜、そして休み関係なく、内容はいつも

家族のこと。 一度か二度、Sさんがいったときだけ、「大丈夫」とメールが

入っていたが、それだけ。。。前後の説明がない。

SさんとAさんとは10歳近く年齢も違う。が、、、わたくしからすると

Aさんは努力していない。Sさんの状況や、Sさんのことを飾りにしているようである。

なにしろ、メールの内容が、、、つらいと思った。


携帯メールもよしあしであると思う。

Sさんも相当困っていたようだったので、

こたえたいときにこたえるぐらいにした方が

いいよ!とSさんに限っては、現時点ではそのようにお話をして納得して

気持ちよくなっていったように思う。


あなたも、そんなメールや態度、誰かにしていませんか?

恋愛も仕事も、『まずは!目の前にいる人と向き合う事』

これが一番、大事であると、わたくしは考えている。


あなたはどのように考えますか?




さて、今度は、ビジネスシーンである。


ある某優良企業での打ち合わせの場である。


重厚な会議室に通されたと思ったら、急遽、手狭な会議室に移動。

8名が前に並び、わたくしが一人。。。


予定では、3名のはずであったのに、、、なぜか?5名増えている。


ま、、、いいやと感じながら、いわれるままにグレーの壁だけが

張り巡らされた会議室に、横のひとの息が掛かるぐらいの席にすわった。


8名、全員経営者層であった。

社長を存じ上げていて、会長もいれて8名。

役員の2名と社長が、まったく、目をあわせない。

ちなみに、テーブルは楕円形の◎テーブルに近いものであり

顔はいやおうなしにみえるのであるが、、、まったく、目をあわせないし

役員が話せば、社長が、その役員の話をまったく聞かず、なかったように

自分の話をかぶせた。

しばらく、へんな、、、、沈黙が。。。流れた。


普通なら、どうしようと、わたくしは心の中で、ばたばたするのだが、

会長、社長からある程度、そのことは聞いていたので、しばらく眺めていた。


すると、、、会長がひとこと。


まずは、やってみようじゃないか!


このひとことで、終わった。


わたくしが話した言葉は、「いつもお世話になっております」と「ありがとうございました」

この2センテンスであり、2時間程、ひたすら、だまって聴いていた。

というか、眺めていた。


その企業様からでて、しばらく地下鉄に向かう道をあるいていると

携帯電話がなった

いまいってきた企業の社長からであった。

「ありがとう。助かったよ。本音がわかったように思う。」

と。。。


自分のキャリアを活かして、自らの使命(=生きている目的)に確固たる

自身をもっている人々は、こころのなかで、密かに、実は

自分の意見に否定する人には、

「(何もしらない)あなたにいわれたくない。」

と思っているようである。


確かに、こころの痛みや、ビジネス上の知恵、そのひとにしか生み出せないと

思われる智慧などは、確かに、だれもまったく同じように再現することは

不可能である。


しかしながら、そのすばらしい智慧や知識を、

活かせないことこそ!

無知であると、思うときがある。


厳しいだろうか。


いや、ビジネスは厳しいのであり、そして、いままさに

厳しいビジネス環境の中では、

プロだけが最終的に残る。


だからこそ、いま、わたくしは、最高に楽しい♪


感謝を込めて  Kei 


追伸、季節柄、お身体ご自愛下さいませ。

0 件のコメント: