2013年11月13日水曜日

世界は変えられる。

心から感謝をこめて・・・




連日フィリピンでの災害支援の状況や、物資を獲得するために


翻弄している命ある使命者の戦いを見るたびに、


人間とは・・・


本質的な姿を目の当たりにする。


あたりまえ、、、といったら、驚く人もいるかもしれないが


台風での災害を3度経験し、何度か、命をひろい、そして、命を分かち合った


ひとりとして、状況でやむおえず取る行動の理由が


理解できる。


このクリスマスツリーをみることができるだろうか。


わたくしはぜひとも見せたいと思う。


初めに台風にわたくしがあったのは、小学校の4年か5年のころ。


新しい白い家がたち、お披露目会の日の夜。


だんだんと迫りくる水。。。 


悪臭を帯びた川の水に、様々な家庭のごみや、自然が壊れていく一部が


急激に、家々、もろもろに ぶつかりながら、流れてくる。


なすすべもなく、だんだんとあがってくる水にただただおびえるばかり。


そんななか、さいごの最期まで、台所で母は、何回も何回もごはんをたき


おにぎりをつくり続けていた。  


流れてくるのは、ものだけではなく、人間もながれてきた。


2階にいたわたくしは、知らぬ間に、手をそのひとに差し伸べていた。


ちいさかったわたくしも一緒に、川の流れと一緒に、そのひととともに


飲まれそうになったが、机にしがみつきながら、その人を家に引っ張り上げた。


その時の助けた方の顔はいまだに忘れることができない。


本当に涙と鼻水と、体中に様々などろのなかにあるもろもろがくっつき


泣きながら、ありがとう、ありがとうと。。。


その後も、人命救助してしまい、3名。 


迎えにある大きな家に、しばらくしてから、2名うつり、我が家にはひとり。


母がつくった30個以上のおにぎりは、近所の方々にわけられ


我が家に残ったのは10個。 ひとり2つづつ。それで1週間。


あっというまになくなった。


そんななか、恩師のひとりが、自らボートをチャーターし、ボートをこぎ


物資を届けて下さった。 おどろきと共に、感動で、涙がながれおち


そして、抱きしめていただき、元気と勇気をいただいたことは今でも


記憶に新しい。


ちいさいころから、IQが高かったせいか、またまた、変わり者であった


わたくしは、その先生から、数字の面白さと、創造すること、そして構想する力を


教えていただいた。 


いかりや長介のような感じの先生ではあったが、その先生のご自宅で


色々と生きていくうえでの人間としての本質を教えていただいたように思う。


いつか、その先生のようになりたい。


ひとが困っているときに、自ら動ける人間でありたい。


そう思った。


まだまだ人生半ばではあるが、今回のフィリピンにいる私の生徒たちと


フィリピンの人への支援をしたいと思う。


自ら責任を持って、物資を届けます。


ご賛同、ご協力いただける方は、0310kei@gmail.com


水野敬子 宛に、メールをいただきたいです。


世界はひとつ。 いつなんどき、自らにもおこるかもしれない災害。


人はひとによって救われる。


よろしくお願いいたします。


感謝。


水野敬子 拝 

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