2010年6月27日日曜日

なりきる


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感謝


いつものように東京タワーは
聳え立っている。
毎日この光景をみると
なぜか安心する。
この土地にあこがれ
そして、東京タワーのみえるところに
住みたい!
田舎者のわたくしは、東京タワーは
憧れ。
東京タワーのそばで住むように
なってから、早いもので10年以上になる。
まだまだ東京人にはなれないところがあるが、東京、特に、東京タワーのある港区が
大好きである。
いまはみんながしっている、麻布十番も、最初は本当に静かな下町であった。
いまでは、休みともなると、本当にひとひとひと・・・・だらけである。
そして、以前よりも、ひとが増えたように思う。。。
いいことではあるが、若干、むかしからいたひとと、新座者とがいる。
わたくしもまだまだ10年程度であれば、新座者ではあるが
本当に麻布十番というところは、このところ、店が美しく変わっていく。
いい氣分であることもあるが、そうでもないところもある。
麻布十番のおじちゃんたちのいいところ、おばちゃんたちのいいところ。。。
つきあいは10年になるおじちゃん、おばちゃんたちがいる。
今日もつかれて帰って麻布十番で夕飯の材料をかってかえろうと
魚やにいったら、、、「これもってきな!」といって、旬のかつおをどーんとくれた。。。
かつおは新鮮なものしか食べない!と
偉そうにその親父にいったことがある。。。
その親父は何でも顧客のいうことは受け入れる。
ただし、、、高い!!!さかなが高い!!!
ほぼ全品時価であるかと思う。。。
わたくしにとっては、正直怖い店でもある。
その店にいくときには、ある程度、覚悟していかないとならない。
一度なんのけなしにいって、驚いたことがあった。値段に。。。汗)))
わたくしはいつも買い物にいくときは、買い物袋と買う物を
ポストイットに書いて、みながら買う。
この親父は、まっさきにこのわたくしの癖を見抜いて、よけいなことはいわない。
ただ、価格については、わかっているのか、わたくしが値段をきかなくても
「どれくらいほしいんだ?なにがほしいんだ?」と聞く。
いうまえに聞いてくる。
最初に、わたくしがじっくりみてから買う癖があるのだが、声をかけられて
おどろいて逃げたことがあった。。。
理由は値段が書いてないが、もの凄い、すべてがイキイキしており
みんな欲しいので正直こまってである。
つくろうとおもっていた、ヒラメの食事ではあったが、ヒラメよりも
いかに目がいき、どうしても店先で、あまりのいき粋さで
突然メニューを変えようとおもったこと。。。それと、考えているときに
声をかけられると驚いてしまう。。。
集中しているからだ。。。
何回かこのやりとりが続いた。。。
どうもダメなのである。。。食事は楽しく食べたいので色々と
おいしくするにはどうしたらいいのだろうかと食材選びから考える。
それからというもの、その店にいけば、必ずいいものは
あると確認した上で決めてからいくようにした。
だが、、、ここからが、、、大変であった。
その店はすべて時価というのを、ある程度たってから
しったのである。
価格がかいてあるものは、正直、スーパーでもあるもの。。。ならば買わない。
書いてないものがある、それが、もーとびきりいいのである。
ある程度、顔を知られるようになってから、、、やっと
おじちゃんにもの言えるようになった。
「おじちゃん、それいくら?」と。。。
こわごわきいた。。。
すると。。。嬉しそうに、答えてくれて、それから、そのおじちゃんも
旬のものを買うことと、ヒラメが好きなことをしっていて、通ると声をかけてくれる。
いいタイミングである。。。
わたくしが予定がないときは、買わないことも知っている。。。
よくわからないが、匂いがするらしい。。。
今日は、なんとなくつかれて、なんにもメニューを考えず
あるいていた。。。
おじちゃんのいるお魚屋の前をとおりすぎようとしたが、習慣だろうか、、、
ウインドーをみてしまった。
すると、、、おじちゃんが、、、「今日はめずらしいスーツじゃないか・・・」
「・・・こんにちは」というと、「つかれてんだろ~」といわれて、「なんにも今日は
考えてないの・・・」といったら、、、、
だまっている。
しばらくみていると、「いか」がわたくしをよんではいたが、「しらす」がとても
おいしそうだったので、しらすにした。
すると、おじちゃんが、、、これもってけ。。。といって、カツオ。
すごい量だった。
正直、、、どうしょうと思ったが、「ただ、もってけ、、、いつも買ってくれるから」
といって、くれた。。。
あとがおもしろい。。。
「タクシーで帰れ、生ものだから、、、近いけど、歩くなよ。
すぐ家に帰って、美人のおかあさんにくわせてやれ」
といって、どんどんタクシーを止めた。
「ありがとうございます。」
もきこえなかっただろう。。。
タクシーにおしこまれた。。。
美味しかった。
夕食後、すこし頭を冷やしたいと思い
散歩にでた。
すると、おじちゃんがただのおじちゃんになっていた。
ふつうのまごをつれて、楽しそうにあるいているおじいちゃん。
楽しそうにしていた。
いままでお店ではみたことのない顔で
声をかけることができない程である。
なりきっているのだろう。。。
魚屋のおじちゃんに。。。
凄いいい感じのおじちゃん。
今度は、、、というか、、、いつか、このおじちゃんの経営している
食事屋にいってみようと思うが、ひとりでは無理である。
母が元氣で買い物できたときに、この魚やのことを知って
おじちゃんも母のことを知っている。
わたくしと母がにているらしく、母の子とあてた。
そのおじちゃんの店は2Fにある。
母を担いであがらなければならない。。。
そのおじちゃんの店、2Fにエレベーターがついたら
すぐにでもつれていけるが。。。
その店にエレベーターがつくのがはやいか、わたくしが
母を担いでいくのが早いかである。
さかなや、にくや、そして、服や。。。いろいろある。
散歩していると、こんどは洋服やのおばちゃんに遭遇。
いぜんから探している服がそのみせにあったが
もちあわせがなかった。
すると、、、「売れないから、この服がかわいそうだから、あげる」といって
くれた。。。
なんか、今日はあまりいいひではなかったが、おじちゃんと
おばちゃんのおかげで、、、、とてもいい日であると変わった。
いろいろあって一日。
明日も、前向きに生きたいと思う。
おじちゃん、おばちゃん
そして、みんなに感謝。

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