2013年5月26日日曜日

一流になる力

いつもありがとうございます。感謝。


みなさん、お元氣でいらっしゃいますか?

季節が日ごとに変わり、体調など、崩されていらっしゃいませんか?

わたくしは、季節外れの風邪をいただいたようで、激しい咳との戦いも

速いもので一週間。 薬の力で何とか、打ち合わせや講義の中では咳き込むことはないが

夜になると・・・長い。明日、病院へいかないように、今日は早く寝ようと思う。


健康管理には、自分の中では氣をつけている、つ・も・り・・・ではあるが、あくまでも

つもりのようで、何事にも、チャレンジする!チャレンジャーのわたくしは

「迷ったら、困難の道を選択する」という教えのもと、困難であるかと思われることを

決意したとたんに、、、この激しい風邪。これは、神様から、その困難への道への

準備ができていないということを無意識の中で言われているようである。


そう考えて、いまは、咳を治すことに集中して、今後のことを考えていこうと

考え直している。 母が入院している病院へあるく道は、自分と向き合う道である。

その道の途中に、八坂神社という神社があることに氣がついた。


”われ人に勝つ道を知らず、

  われに勝つ道を知りたり”

by 葉隠 : 柳生宗矩 


知りたりという部分が、知る。と記載されてあったが、わたくしにはしっくりいかず

調べたところ、本文は「知りたり」であり、自分にはこちらの方が、理解が深まった。

確かに、自分に勝つ。。。これは英語でいうと、セルフマネージメントであるかと思う。


(訳) 自分の心の中に巣食う敵、つまり邪念や怠惰心、臆病といった諸々のものを

追い払ってこそ、他人に勝つ道も開ける。他人と勝負することを考えるより、

まず、自分と闘って勝たなければならない。


わたくしもそう思う。

以前にある自己啓発系セミナーで知り合った、大変優秀なビジネスパースンが

笑いながら、わたくしからの質問にこう答えた。


「戦わずして勝つ」

これが、自分の信念である。

そう答えた。


考えてみれば、私はできるだけ他人と闘わないように、戦わないようにしてきた。

しかしながら、ビジネスの世界、いや、人生の師匠であるI氏からいわれた

ビジネスの心得「やられたらやりかえせ」 


あまりにも戦わず、忍耐、辛抱など、我慢に我慢を重ねていた私に

I氏が私に放った言葉であった。

受け取った私はどうしても、この言葉が受け入れられず、やり返すのではなく

「無視する」ほうを選択した。

無視するというのは、人間の本質であるところを考えた作戦である。


しかしながら、無視をしても、やってくる人たちがたくさんいた。

正直つらかった。そんな時に、「戦わずして勝つ」という言葉は

大変心に響いた。


それからというもの、闘わないということは、最も自分の中での専門分野を

高めることに限ると考え、自分の中では「グローバル人財」「プロフェッショナル人財育成」

そして「次世代リーダー育成」に関しては、誰にも負けないぐらいの知識と能力を

つけようと、いまも必死に学び続けている。


そんなときに、時として、仕事だけではなく、公私の「私」のところで

自分のキャパをはるかに超えるような試練がくると、どうしたものか。。。と

考えて、考えて、そして、考えていても始まらないので、考えながら行動することになり

そして、自分の中のもう一人の自分に問いかける毎日となる。


毎日、自分の隙間、空いた時間を使って、常に、「いま、自分は、自分にできることを

謙虚にやっているか」「それは正しいことか」「まちがったことはないか」と何度も

何度も、自分の行動を振り返る。


振り返り、大変落ち込むことも多いが、落ち込んでいても、また始まらない。

時は待ってはくれないのである。

そう、べたでもあるが、、、忍耐力の向上。


「何事も、あきらめない!」精神が大事であると

いまさらながらに、

自分自身との闘いの大事さを、思い出させて下さった剣士である教育者である

柳生宗矩の言葉であった。

感謝。

Kei

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