2013年4月8日月曜日

最期位は。


いつもありがとうございます。感謝。


母の病&介護との戦いが、既に12年が過ぎようとしている。


病を受け入れることに5年かかり、いつかはよくなる、良くなると願いながら


7年間。 難病である母の場合、また、年齢を重ねるごとにおこる病。



これまでにも何度か危ない状況はあったが、今回は何度母の名前を呼んでも


かえってこなかった。救急をよんで、ICUへ。 


ICUから普通病棟へ、、、いまは落ち着いている。 




いつかは天に召されることをも意識はしていたが、受け入れることができず


なんとか、どうにか、自分では最大限以上の努力をしていたが、今回初めて


母の意思を尊重することにした。



わたくしの知らないところで、母は大変な苦労をしていたことが


母から依頼される様々なものを自宅から病院へ運ぶ際に、本当によくわかった。


思わず涙が滝のように流れ、その状況をみて、愛犬がわたくしにエールをおくるがごとく


そっと寄り添い、じっとわたくしの眼をみて、「がんばれ」「がんばれ」といっているようだ。



ひとりで母は思うように動かない左足と手。


歩きたくてもスムーズに歩けない、無意識で意識が飛んでしまい倒れてしまうこと。


何より母が最も嫌がる何をするのにも、わたくしの手を必要とすること。


もう十分にやりすぎるぐらい母は頑張ったと思う。



母の最期の願いをわたくしは尊重したい。


母の悩みは、わたくしが介護をしていたことで、わたくしの自由を奪っていたこと。

いまだひとりでいることをひどく心配していた。

本人であるわたくしは、一生懸命、毎日いきることで精一杯で

そんなことを考える時間などなかったが、時折、ふと、あーーーひとり。


と思うこともある。


人間はいつか天へ。

自分の意思ではなく、やむないことでなくなることもある。

やむないことで・・・は大変心苦しいことであると私は思う。


最期は母の意思を尊重しようとわたくしは思う。

優しい母のまわりには、たくさんの天使が見えたように感じるからこそ

納得のいく方向にいくとわたくしは信じてやまない。


感謝

Keiko




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