2013年6月29日土曜日

母危篤 3 


いつもありがとうございます。感謝。






早いもので、6月末は、ちょうど一年の折り返し地点です。


暑さが増してまいりますが、いかがお過ごしでしょうか。



いまは、母の危篤がいまだ続き、自分の身体がぼろぼろになっていくのを感じている。


甘いもの、たべものさえ、口にいれるのがつらい。。。


おかしい。


がまん。




仕事、志事、そして、病院へ。


連続した生活が続いている。


隙間の時間をつくっては、病院へいき、母の様子をみる。



このところの身体の痛みは、正直、尋常ではない。


いろいろと自分なりに体を動かし、


精神面では、かなり強くなってきたように思う。



強くならなければ、病院へ通うことは難しい。


病院というところは、本当に、力を吸い取られる。


病棟のなかをあるいていると、様々な声が聴こえてくる。



自分の生きていることに、生かされていることに感謝しながら


ただただ、精神面を鍛えるために、手をあわせ、祈る。



とはいえ、身体が健康でなければ、仕事、介護を両立することはできない。


自分が弱音や介護をしないわけにはいかない。



看護婦さんがいても、相変わらず、なにかあれば、わたくしの携帯に電話が


母からくる。


ナースコールはなんのためにあるのか?と思う位。。。


いくらいっても、母は「忙しい看護婦さん。私よりも大変な人がいるのだから・・・」


と他人を氣づかう。



わたくしのことは、なんとも思っていないようである。というか、だからこそ、病。


身近にいる私には、自分の病を理解してほしいということが一番にあるからだと思っている。


そのたびに、病院へいく。




そんな病院と仕事、毎日のこと、この一か月が一番ピークである。


病院に寝泊まりする事、約1週間。


口の中。 とにかく、イタイ。 このところ一か月間、母の付き添いで


自分どころではない。  急いで、病院の帰り、合間の時間をつくり歯医者へ。


「どうしたんですか。」と歯医者さんにいわれた。 なぜなら、わたくしは大の歯医者好き。


マイブームが電動歯ブラシというぐらい、歯を磨くのが大好き。 口のなか全体に


薬をつけられ、苦い。 これでは何も食べれない。。。と思う位である。


まずは虫歯ではないことを確認したら、歯医者さんから「マウスピース」をつくるといい。。。


といわれてしまった。 くいしばりによる、様々な歯への影響を軽減するためらしい。





20年以上もつきあいのある歯医者さん。 ふとしたことから、友人の友人であり


それからかなり久しくなった。 お母様から、お嫁さんへ。 


この歯医者さんの待合室で「いきかた上手」という書籍を読んで、号泣し、


愛と勇氣をもらった。  



このときも思い出せば、どうにも母の容体が悪いだけではなく


思いもかけないぐらいに、母が自分の自由にならないことに腹立たしさを覚え、


わたくしにあたりちらし、心を痛めた。


じぶんが精一杯、いろいろと母の為にやったことが、母の満足には至らず、、、


生きていることさえ、否定されたこともあったが、これも病からのこと。。。と思い


我慢、我慢していた時、歯から血がでて、これも今回と同じように、歯にたくさんの


圧がかかり、同じように薬だらけにされたことを思い出す。




ということは、恐らく、新たな病が母を襲っているのであろう。


自分が壊れていくのを感じながら、誰にいえるわけでもなく、


笑顔を絶やさず、笑って、母の病棟へいく。


夏がくる。来ている。確実に・・・





季節がら、くれぐれもご自愛くださいませ。


Kei

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