危篤の母の付き添いで、病院に寝泊まりしながら、仕事場に向かっている。
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と鳴り響く音が耳鳴りのように、耳についてしまっている。
どうにかこの音が消せないものかと、集中力が高いと自負している自分でも
ちょっと3日を超えると、このピンポーンの音が、しみついてしまったようである。
研修中、前に立ち、受講生の方々に考えさせる時間、まじありあう時間、そして
自分の行動に落とし込む自問自答の時間の自分が受講生に質問という形で
説いた後、このピンポーンの音が、静寂な教室のなかに聞こえてくる。
まわりのかたは氣がつかない、そんな音は聞こえない。
しかしながら、わたくしの頭には、このピンポーンが鳴り響いている。
静かになると、、、そうなる。
自分ができるだけ説明しなくても、研修という道場の場で、自ら氣づかせ、振り返り
新しいよりよき行動へと変革させるために、説明は多くしない。
できるだけ、話しこまないようにしている。
集中すること!
何度も何度も、何度も、行動する前に瞬間的に繰り返して、自分にいいきかせることで
このピンポーンから一時的に開放される。
無事に研修、仕事は終わった。
自分の中での反省の時間が始まる。。。
わたくしは仕事が終わると、ひどく落ち込む。。。
なぜなら、自分の行動を振り返ると、瞬間瞬間に100%を出し切ったことは
自分でもわかってはいるものの、受講生の反応や、自分のいつもと違う言い方などを
振り返り、「あーーーあのとき、こうすればよかった」、「あーあの時、みなさんで
共有する時間をもっともうけてあげたかった」などなど、、、深く深く落ち込む。
しばらく、、、すると改善点がでてくる。たくさんでてくるので、すぐにメモを取る。
次にはんえいしたいからであり、自分でもできるだけすぐに行動したいからである。
そして、研修が終わり、歩いているとまた、ピンポーン。ピンポーン。ピンポーン。
頭が割れそうになる。
3日間寝ていなかった。
3日間寝ていないと、アイディアだしと同じように、私の場合は
頭の後頭部からもくもくと煙がでてくるような感覚がある。
オーバーヒート状態である。
そんな時は、高いところに昇る。
「いま起こっていることは、超えられることなのだ!」
と思うこと。
「いま起こっていることは、たいしたことではない」
そう思えるために。
そして、「前向きに考えよう!」
と思えるようになるからである。
前向きに!
まだまだ危篤状態は続いている。。。
感謝
Kei
0 件のコメント:
コメントを投稿