2012年11月18日日曜日

シアトルの味

いつもありがとうございます。感謝



『シナボン』・・・シアトルが懐かしい。


以前、仕事の関係でシアトルに何回も出張することがあった。


時差があるため、朝飛行機到着後、そのまま会社に直行し


プレゼンの連続で息つく暇など全くない位に忙しかった。


次から次に人が入れ替わり、話を進めていく。


そんな中で、数多くの課題をチームで解決していく。


何万人という人々へのメッセージをたった6名でやるのである。


主力のリーダーはアメリカ人。 そのリーダーがとにかく優しいひとであったことは


いまでもリーダー教育の中で思い出さずにはいられない人物である。


やさしいだけではなく、仕事も早く、そして何より仕事のあとの食事では


一切仕事の話をせず、そしてなっといっても嬉しいのは、食事の時間が適度な


ものであったこと。


昼間のわたくしたちの様子をみて、その日にお店を選ぶ。


その為、深夜にまで続く会議の場合、食事をみんな忘れてしまうため


食事にありつけないときもある。


深夜になると、みんな体調を氣にしてか、午後9時以降は


スープや軽いデザートのみ。


そんなある日、夜中のレストラン街にこのシナボンというお店があり


みんなで出かけて食べたが・・・


あまりの疲れで食べられないとおもいきや、このシナモンロールを各人3つ~4つ


ぺろりと平らげてしまった。 見た目よりも甘さが控えめで、一緒にだされるコーヒーが


このシナモンの味を引き立てて、胃に残るへんな感じを消してくれるようである。


そんなお店が、六本木ヒルズ裏手にできた。


昨日雨の中、わたくしが購入しようと思ったときはそんなに雨が強くなく


1時間程、並んで、数量限定販売のため、3つゲット。


本当に美味しかった。


あのころの過酷な仕事が今のわたくしを支えている。


今思い起こせば、その期間、睡眠時間は2時間あるかないかであった。


お蔭で倒れたが、倒れても、倒れても、何度でも起き上がって仕事をし続けた。


同時に、欧米での仕事の進めかた、ルール、そして、何より多様な異文化のなかで


働くコツを学んだ。


『共感しあう』


ということも大事ではあるが



”愛”と”勇氣”が何よりも大事であると


多様な人種の方々と共に大きな仕事をやり遂げて学んだ


とても大事なこと。


他人を尊重し、自らの熱い思いを言葉にし続けることこそ


結果につながるものと思う。


感謝

Keiko


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