2015年5月1日金曜日

初芽

 
 
 
5月に入り、あたたかい日差し、優しい風、
そして美味しい空気を
いただくことを楽しみにしている。
 
そんな嬉しい日々のなか、志事をしている時にこのところ
受講生や人と接する中で非常に氣になるところがあります。
それは、「失敗と一時的な敗北では、大きな違いがあるのではないか。」
という問い。 
 
失敗は、自分がそれを失敗と認めない限り、存在しない。
また、敗北は、あなたがあきらめて永遠のものにしてしまわない限り、
一時的なものにすぎないのではないか。
 
それどころか、たいていの場合、一時的な敗北は、
私たちをより強く有能な人間に成長させてくれます。
私たちは挑戦して失敗するたびに、
最終的な成功に備えるための何かを学んでいるのです。
 
それぞれの問題に対する正答が、
ただ一つしか存在しないというのは、学校の教室の中だけのことです。
自分が試みたアプローチの仕方うまくいかなかったなら、
今度は別の方法を試してみるのです。
 
“ 逆境は学ぶための経験に過ぎないもの ”
と考えることができれば、
あなたの人生における成功の数は、
失敗の数よりもずっと多くなることでしょう。
 
そうです。
 
新たなスタートをきるチャンスは常にあるのです。
 
初めて、厳しい試練に遭った時には
そう思えないかもしれませんが、
あなたには、失われることのない二つの大切な財産があるのです。
 
それは、あなたの「知力」と、それを使う「自由」です。
 
この二つの財産を使って、
あなたを打ちのめしたものが何であるのかを理解することにより、
新たな計画を立てることが可能になります。
 
かつて持っていたお金も、今はもうないかもしれませんし、
親交のあった協力者も、今はもういないかもしれません。
しかしそれでもあなたは、失敗を経験したことで、
もう二度と同じ過ちを繰り返すことはないでしょうし、
誠実な努力に対する報いとして、
いつか必ず利益となるものを受け取るのです。
 
今のあなたがどういう状況にあろうと、
“ 何であれ、心に抱き信じることは実現できる ”
ということを忘れてはいけません。
ありがとうございます。
感謝の心をこめて
水野敬子 

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