2014年5月25日日曜日

ご参考まで


心からの感謝をこめて。

 

 

江戸末期の儒学者・佐藤一斎。

 

 

70歳にして当時の公的な学問・教育機関のトップである

昌平坂学問所の儒官となり、

88歳で没するまで知力・気力を漲らせ、

江戸の学問と教育に大きな影響を与えた人物です。

 

 

その著書「言志四録」は、西郷隆盛が座右の書として

愛読していたことでも知られています。

 

 

そんな江戸末期の教育を築いた佐藤一斎の

遺した教えとはいかなるものでしょうか。

 

江戸時代の儒者・佐藤一斎の出身地です。

 

「少にして学べば、

 則ち壮にして為す有り。

 

 壮にして学べば、

 則ち老いて衰えず。

 

 老いて学べば、

 則ち死して朽ちず」

 

(若いうちに学んでおけば、

 大人になった時には、人のためになることができる。

 

 大人になって学んでおけば、

 年を取っても気力や精神力は衰えることなく元気でいられる。

 

 年を取っても学ぶことを続ければ、

 ますます高い見識や品性をもって社会に向かうことができ、

 死んでもその精神や業績は語り継がれる)

 

 

一斎の著書『言志四録』の中でも

とりわけこの「三学戒」といわれる教えは、

 

同書には、こうした人の心に染み渡る

素晴らしい言葉がたくさん収録されており、

没後150年余を経た現在も多くの人に親しまれています。

 

佐藤一斎は江戸幕府の昌平坂学問所の儒官、

いまでいえば東京大学学長にも相当する立場にあった人物で、

幕末の思想家や志士たちに大きな影響を与えました。

 

そんな折に開いた『言志四録』から、

次の言葉が目に飛び込んできたのです。

 

「凡(およ)そ事を作(な)すに

 須(すべか)らく天に事(うか)うるの心有るを要すべし」

 

(この世に生を受けて生きている限り、

 すべてのことを行う時には、

 天にお仕えするような清い心をもって

 事に当たることが大事である)

 

一斎の言葉は、難しい決断を求められる私に、

公平無私であることの大切さを教えてくれました。

ご参考まで。

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その日のメッセージに含まれた成幸するためのアイディアを

直ちに実践し、あなたの目標達成に活かして下さいネ!

一日の終わりには、自分の行動を見つめ直すための内省時間

を数分でも取りましょうそして、 明日につなげる日々の成長を心がけましょう

 

愛と感謝、そして尊敬の念をこめて。

Ai 拝

 

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