2020年6月5日金曜日

#Medicaldetox 【Medical Detox】苦難を乗り越えた分だけあなたの人生の価値は上がっていく。



【未来を課せられたTop of Topを選ぶ選定】

※日本経済新聞デジタル版から文章抜粋に加筆

 

命知らずの挑戦者しか生き残れない。

  それは昔の話、変わろう、変わってこそ経営の本質である。

 

部下を信じ、任せ、失敗から学ばせる勇気を - コリン・ブルックス氏

尊敬するリーダー像として、英プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFC監督を務めるアレックス・ファーガソン氏の名を挙げる。「個々の選手の最も素晴らしいところを延ばす手腕がすばらしい。チームを作るということの根本を理解し、個人が”チーム“を超えることを請け負う人物」と賛辞を贈る

 

<苦難を乗り越えた分だけあなたの人生の価値は上がっていく。>

 

数カ国でビジネス経験があるせいか、ブルックス氏は日本法人の従業員や日本の顧客について話すとき、非常に慎重に言葉を選ぶ。トップが不用意に発したひとことが、ビジネスにどんな悪影響を及ぼすかを知り抜いているからだろう。だが、それでもあえて日本市場の特徴について、思うところを聞いてみた。

 

「日本企業では意思決定までのサイクルがとても長く、その間に多くの打ち合わせが持たれる。多くの企業が最新技術を採用する最初の企業になりたがらず、その他の企業のテスト結果とその効果が出るまで待つことを好んでいるようだ。これが悪いといっているわけではなく欧米でも考慮される必要がある」

もっともブルックス氏は、「どちらが良い/悪いという問題ではない」と断言する。日本企業のように最初の意思決定を慎重にすることで、その後のビジネスがスムースに運ぶというケースが実際に多々あるからだ。(c1

 

「革新的であること、人と違った生き方をすること、欧米の企業文化の根底にはそういったチャレンジを奨励する向きがたしかにある。だからといって、それを日本市場にそのまま押しつけるのは良くない。日本市場の進出に失敗した企業は数多くあるが、彼らは自分たちの価値観に固執した部分が大きい。それぞれの"違い"を理解する努力を怠らず、互いに文化を寄せ合うこと - ユニバーサルソリューションの実現こそが、グローバル企業で働く上でもっとも重要だと思う

 

だが、文化も背景も違う国で、リーダーとしてビジネスを指揮するのは相当大変なはず。ブルックス氏にそう振ると「良いマネージャとは自分のチームからベストなもの作り出す方法を知っている人。良いリーダーとは意思決定によってリードできる何かを示せる人。多くの人が、すべての人が満足するソリューションを見つけようとして決定が遅れる。残念ながら、その決定は時間がかかりすぎて誰も満足させられない。良いリーダーは状況を判断し、確固としたアクションを取る。また一方でその決定が間違いだったら、それを認めることができ、再び臨むことができる人だ」

 

景気が上向きつつある、という報道も一部あるが、日本企業のIT投資はまだ冷え込んだままだ。きびしい条件下でビジネスの舵取りを行わざるを得ないブルックス氏だが、今日のこの経済状況で組織の目標要求を管理するのは難しい。しかし最近は少し上向きの傾向にあるので、2010年を楽しみにしていると言った。そのベースになるのはやはり"ユニバーサルソリューション" - 異国の地でプレーする外国人リーダーにとって、つねに自分自身に言い聞かせておくべきキーワードなのかもしれない。。

 

チームを育てる中で特に難しいのは、「決定は間違いだった」と言えるようにしてあげること。失敗を許すことで、経験する機会を与え、将来のためにそこから学んでもらいたいのです(ブルックス氏)

 

グローバルで働くということはジャングル・戦場そのものである。

Watson Wyatt K.K.(現:Towers Watsoncertificate保持者 水野敬子

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